不動産投資を始める際に手が出しやすい物件は、ワンルーム物件です。その理由は他の物件に比べて初期費用が格段に安く、不動産投資を始める方の属性があまり高くなくても金融機関から融資を受けやすいという点にあります。また収益物件の中でもワンルーム物件は価格が安いため、他の物件に比べると売りやすく出口戦略が立てやすいといったメリットがあります。ここではワンルーム投資を始める際に、どのような物件を購入するべきかを詳しく解説していきます。

ワンルーム投資におススメの物件の3つの条件

マンション投資を行う際におススメなのは、都心・単身者用ワンルーム・中古の3つの条件を満たしている物件です。なぜこのような物件がワンルーム投資に向いているのでしょうか。都心にある新築のワンルームマンションには東京23区では新築するにあたって規制を守らねばならず、また日本の少子高齢化や晩婚化・未婚化などの情勢が影響して、供給が追い付いていないのが現状です。そのため、都心にある中古の単身者用ワンルームマンションに人気が集まってきています。以下の章で、中古の単身者用ワンルームマンションがワンルーム投資に向いている理由を解説していきます。

都心にある物件を投資用に購入すべき理由とは

少子高齢化が進み人口減少が懸念される日本においても、都心には変わらず人口の流入があり人口はますます増加する傾向にあります。東京都の2060年までの人口推移予想を見てみると、23区内では少なくとも2030年まで人口の増加は続くとされています。その理由は、東京オリンピック以降にも駅前地区の再開発が多く計画されているので、大型商業施設やオフィスの誘致が進んでいるという点です。このような理由から東京で働く人の人口は増え続け、利便性の高い東京の特に23区内の人口増加は継続するものと思われます。そのため、人口の減少が予想される東京都以外の地域より安定した不動産系を行うことができる可能性が高いといえます。

(参考:https://www.seisakukikaku.metro.tokyo.lg.jp/basic-plan/actionplan-for-2020/plan/pdf/honbun4_1.pdf

単身者用ワンルームマンションに需要が集まる背景とは

単身者用ワンルームマンションに需要が集まる理由に、少子高齢化と晩婚化・非婚化による単身者世帯の増加があります。2015年の時点で世帯全体の47.3パーセントを占める単身者世帯が、2035年には50.4パーセントまで増加するという試算もあります。そのため、ファミリー層向け物件よりも単身者向けワンルームマンションのほうが今後も需要は増加の一途をたどることは間違いないと考えて良いでしょう。
(参考:https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/03/28/33.html

新築のワンルームマンションが今後急増しないと考えられる理由とは

単身者用のワンルームマンションを新築する場合には東京23区においてさまざまな規制が行われており、今後新築の単身者用ワンルーム物件は急増する可能性は低く、そのため供給が追い付かずに入居者は中古物件に流れることが予想されます。その規制とは内容は、一定以上の戸数を有する物件の場合には一戸の最低専有面積を25平方メートル以上としなければならない、総戸数のうち一定の割合を専有面積40平方メートル以上のいわゆるファミリータイプの住居としなければならないなどのものがあります。また物件の規模に応じては、管理人の巡回や常駐が義務付けられるようになりました。このような理由からワンルームマンションを新築することは条件的にも採算的にも難しくなり、今後新築のワンルームマンションの供給が少なくなると考えられています。そのため都心では、今後中古単身者用ワンルームマンションの需要が増えると予測されています。また新築物件では「新築プレミアム」というべき物件価格の高さがあり、数年すると急激に物件価格が下落するため、その下落以降の物件を狙って購入することをお勧めします。さらに新築に比べて、築浅であっても中古であれば賃料に大きな差が出るので入居者が付きやすいという点も中古物件を購入すべき理由の一つです。

ファミリータイプよりも単身者用ワンルーム物件が有利

ファミリータイプの物件は入居者が賃貸と売買に分かれるので、同じ立地であれば購入したほうが良いと考える方も少なくありません。また、ファミリータイプの物件はマイホームを購入するまでのいわゆる「腰かけ」のような状態で入居しているケースも多くあります。そのため、非常に魅力がある物件でないと長期にわたって入居し続けてもらうことが難しくなります。このような理由からファミリー向け物件は単身者向け物件に比べて入居期間が短くなる傾向があり、その分空室リスクが高くなります。そのため不動産投資を始める場合には、単身者向けワンルーム物件を選ぶことで空室率を低く抑えることができます。

まとめ

ここまで不動産投資を行うときに選ぶべき物件は、都心の中古単身者用ワンルーム物件がベストである理由について解説してきました。不動産投資を行うにあたって、都心・中古・ワンルーム物件が非常に有利であることがお分かりいただけたと思います。このような物件を選ぶことで、不動産投資で安定した利回りを手にすることができるでしょう。