知人回りで「不動産投資」を始めている20代の方もチラホラいらっしゃるのではないでしょうか?しかし、20代から不動産投資を始めて良いものか不安に思う方もいるでしょう。「働き出したばかりでそれほど資産もまだない20代で、不動産投資を始めるのはどうなんだろう?」そのような方に、20代で不動産投資を始めるメリット、デメリットを解説します。

 

不動産投資を20代で始めるメリット

・資産形成の選択の幅が広がる
不動産投資を始める際には、ローンを組む場合がほとんどです。不動産投資ローンの借入期間は最長45年となっており、長期借入期間を利用すれば、返済期間が短いローンと比べて月々の返済金額を抑えることができます。また長い期間かけないで、借入期間を短くし早く完済時期を迎えることも可能です。定年退職時にローン完済間近、あるいはローン完済している方がゆとりを持って老後を暮らせるかと思います。このように30代、40代で不動産投資を始めるよりも計画の選択肢が広がります。

・リターンを享受できる期間が長くなる
30代、40代で不動産投資を始める方よりもリターンを得られる期間が長くなります。不動産投資の利益は、物件の家賃収入です。ローン返済中は家賃収入を充ててローン返済しますが、ローン完済後は家賃収入がそのまま手元に残ります。家賃収入が月8万円のマンションの1室を所有する場合を想定してみましょう。この場合、仮に35歳から75歳まで運用した時の総家賃収入は3,840万円です。25歳から75歳までなら4,800万円となり、960万円の差が出ます。あくまで家賃が変わらない想定ですが長くリターンを得ることは大きなメリットと言えます。

・資産運用の経験を積める
不動産投資の経験を早くから積めば、より若い年齢で次の不動産投資を始めるきっかけを得られるでしょう。金融機関からの信頼も得られるため、追加の融資を早い時期に受けやすくなることもあります。また、不動産投資のみならず投資全般への関心も増すと思います。不動産投資以外の投資を含め、資産運用の知識、経験が蓄積されていくでしょう。

不動産投資を20代で始めるときの気を付けたいポイント

・ローンの審査が通りにくい
金融機関が融資するかどうかを審査する際、本人の勤務先や勤続年数、年収も審査の対象となります。物件の資産価値や収益性が高くても、20代の場合はこれらの点で審査に通りづらい傾向があります。不動産会社に、融資してもらいやすい金融機関を相談することをオススメします。

(参考)融資では以下の点を基準に審査されます。
※勤務先(資本金や従業員数など企業規模を重視。大手企業や上場企業の会社員、公務員、士業など)
※3年以上の勤続年数(柔軟に対応する銀行もあり)
※年収(最低500万円~。勤務先によっても変わる)
※個人の信用情報

・借入金額が大きくなる可能性もある
ローンの借入期間を長くできるというメリットは裏を返すとそれだけ長い間利息も払うことになるので、借入総額としては高くなります。ただし、現在は超低金利なため、不動産投資ローンによる金利の支払いは受け入れ、余剰資金は他の商品に投資するという選択もできます。繰上返済をすることで期間は短くできるので、その時の資金によって検討しましょう。また、繰上返済により銀行の信用度が向上し借入限度枠が増えることもありますので、追加投資物件の購入も視野に入れられるようになります。

・生活資金の圧迫
ご自身のお住い用の住宅を購入する際に、不動産投資ローンを借りたうえで、さらに住宅ローンを借りると二重ローンの状態にはなります。生活に支障が出ないよう、常に資金はシミュレーションしておくこともオススメします。

まとめ

20代で不動産投資を始めると、ローン借り入れの選択肢が広がったり、リターンを受け取れる期間を長くできたりと様々なメリットがあります。一方で、その若さゆえ壁があることも事実ですので、ご自身でしっかりと勉強し不動産会社に相談し進めていくことが重要でしょう。